血管年齢検査(心臓足首血管指数CAVI: Cardio-Ankle Vascular Index)

CAVIは、大動脈から下肢足首までの動脈全体の弾性能を表す指標です。

CAVIは加齢とともに高くなり、脳梗塞・心疾患・慢性腎臓病・血管炎をもつ患者さんで高く、また高血圧・糖尿病・メタボリックシンドローム・睡眠時無呼吸症候群・喫煙・ストレスなどで高まる一方で、それぞれの治療で改善することが報告されています。

CAVIが高いほど心血管イベントが高頻度に発生すると報告されています。

CAVIの正常値は8未満、9.0以上は異常値と判断します。

当院では、受診同日にCAVI検査の実施が可能です。

足関節上腕血圧比(ABI: Ankle Brachial Index)

ABIは腕と足の血圧の比から、足の動脈に狭窄・閉塞がないかを調べる検査です。

ABI値が0.9以下の場合は閉塞性動脈硬化症を疑います。

当院では、受診同日にABI検査の実施が可能です。