不整脈とは
不整脈とは、心臓の電気信号が乱れておこる、脈の乱れです。命にかかわらない良性の不整脈から、頻度は多くないですが命にかかわる致死性の不整脈まで、様々です。
診療方針
「胸がドキドキする」「ふらふらする」
胸がドキドキしたり、ふらふらしたりするのは、不整脈の症状かもしれません。まずは本当に不整脈なのかどうか、十二誘導心電図と、必要に応じて24時間ホルター心電図にて検査します。特に、「ふらつき」の原因が不整脈だった場合、早めの治療が必要です。
「不整脈があったら必ず薬を飲まないといけませんか?」
不整脈があっても、心臓基礎疾患(心臓病)や採血の異常(ホルモン・電解質など)がなく、症状が軽微であれば、薬が必要ない場合も多いです。不整脈がみつかった場合や、不整脈が強く疑われる場合、心臓超音波検査にて心臓基礎疾患の有無を確認したり、採血異常がないかを確認します。
「不整脈は手術でなおるの?」「カテーテルアブレーションで何?」
不整脈の種類と重症度に応じて、手術が望ましい場合があります。その場合、連携病院へ紹介し、手術を依頼します。