禁煙外来(保険適用)は、妙蓮寺内科へ

循環器を専門とする院長が、飲み薬(チャンピックス)と貼り薬の両方で禁煙治療を行っています 〜

タバコをやめたい方へ。条件を満たせば、健康保険で禁煙治療を受けられます(12週間・計5回の通院)。飲み薬のバレニクリン(チャンピックス)は長く出荷停止が続いていましたが、2025年10月に出荷が再開され、当院でも処方できます。

こんな方はご相談ください

・タバコをやめたいと思いながら、自力では続かない
・禁煙に何度か失敗したことがある
・飲み薬(チャンピックス)を使った禁煙を考えている
・健診や診察で禁煙をすすめられた
・以前禁煙外来に通っていて、もう一度挑戦したい

目次

1.当院の禁煙外来

2.禁煙外来の流れ

3.禁煙治療のための条件確認(初回診察時)

4.呼気一酸化炭素濃度測定について

5.禁煙補助薬について(チャンピックス・ニコチンパッチ)

6.禁煙のメリット

1.当院の禁煙外来

当院では「禁煙治療のための標準手順書」(日本循環器学会・日本肺癌学会・日本癌学会・日本呼吸器学会)に基づいた禁煙治療をおこなっています。

禁煙補助薬は、飲み薬のバレニクリン(チャンピックス)と貼り薬(ニコチンパッチ)の両方を扱っています。どちらを使うかは、診察で相談して決めます。

タバコに含まれる一酸化炭素やニコチンは動脈硬化を進め、心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。循環器を専門とする院長が、禁煙のその先の心臓・血管の健康管理まで診ています。

2.禁煙外来の流れ

通院は、飲み薬・貼り薬のどちらでも12週間で計5回です。禁煙を始めるタイミングが、2つの薬で違います。

飲み薬(チャンピックス)の流れ

飲み始めて1週間は、タバコを吸いながらで大丈夫です。少しずつ量を増やして体を慣らし、服用8日目を「禁煙開始日」として禁煙を始めます。

貼り薬(ニコチンパッチ)の流れ

「禁煙開始日」からパッチを貼り始め、8週間かけてパッチのサイズを小さくしていきます。

3.禁煙治療のための条件確認(初回診察時)

初回診察時に禁煙治療のための条件確認をします。禁煙治療対象者は、以下①②③の項目全てにあてはまり、医師がニコチン依存症の管理が必要と認めた方です。

①ニコチン依存症と診断された

ニコチン依存症スクリーニングテスト(TDS)でニコチン依存症と診断された方(以下の質問のうち5項目以上が「はい」である)。

ニコチン依存症スクリーニングテスト(TDS)の質問項目/詳しく見る

✔自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。

✔禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。

✔禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。

✔禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)

✔そのような症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。

✔重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。

✔タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。

✔タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。

✔自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。

✔タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。

②ブリンクマン指数200以上の方

35歳以上の方については、ブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上の方。

③禁煙治療に同意している方

直ちに禁煙することを希望し、「禁煙治療のための標準手順書」に則った禁煙治療について説明を受け、当該治療を受けることを文書により同意している方。

4.呼気一酸化炭素濃度測定について

◆呼気一酸化炭素濃度について

タバコには、約200種類以上の有害物質が含まれています。代表的な有害物資としては、ニコチン、一酸化炭素、タールがあります。これらの有害物質をどれくらい体内に取り込んでいるかは、タバコの吸い方によって変わり、タバコの本数だけでは正確に把握することができません。

毎回の診察で、「呼気一酸化炭素濃度測定」を実施します。この値を指標に、あなたがタバコに含まれている有害成分をどれくらい取り込んでいるか、調べてみましょう。

◆検査の意味

・一酸化炭素の体内への取り込み状況を示す検査です。測定前日から当日の紙巻タバコの喫煙状況を反映します。

・一酸化炭素はニコチンと一緒に動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳梗塞などをひき起こします。

・一酸化炭素は酸素の運搬を妨害するため、持久力(スタミナ)や作業効率が低下します。

5.禁煙補助薬について(チャンピックス・ニコチンパッチ)

当院では、飲み薬のバレニクリン(チャンピックス)と貼り薬(ニコチンパッチ)の2種類の禁煙補助薬を扱っています。どちらを使うかは、病状や希望をふまえて診察で相談して決めます。

飲み薬:バレニクリン(チャンピックス)

・ニコチンを含まない飲み薬です。脳のニコチン受容体に作用し、タバコを吸いたい気持ちと、吸ったときの満足感を抑えます。

・禁煙開始日の1週間前から飲み始め、12週間使用します。

・2021年から出荷停止が続いていましたが、2025年10月に出荷が再開され、当院でも処方を再開しています。

・主な副作用は、吐き気・眠れない/変な夢をみる・頭痛などです。症状が強いときは診察で相談してください。

貼り薬:ニコチンパッチ

・ニコチンを皮膚から吸収させる貼り薬です。

・毎日1枚皮膚に貼り、禁煙による離脱症状を抑制します。

・禁煙開始日から使用し、8週間の使用期間を目安に貼り薬のサイズが大きいものから小さいものに張り替えて使用します。

・禁煙外来で使用するニコチンパッチは、一般用医薬品ではなく、医療用のニコチンパッチです。

6.禁煙のメリット

禁煙をすると、健康面・金銭面のメリットだけでなく、まわりの人も喜びます。

☆健康面

・血圧が下がる(20分後)

・体内の酸素濃度が上がる(8時間後)

・心臓発作のリスクが下がる(48時間後)

・肺活量が増える、呼吸が楽になる(72時間後)

・循環機能が回復する・肺機能が30%アップする(数週間~3ヶ月後)

・咳・息切れが改善する。気道感染をおこしづらくなる(半年後)

・狭心症・心筋梗塞のリスクが下がる(1年後)

・肺がんのリスクが半減する(10年後)

・心臓病のリスクが非喫煙者と同等になる(15年後)

☆経済面

習慣的にタバコを1日1箱すっている人は、たばこ代が次のように莫大な金額になります。禁煙すると、その分節約できます。1箱500円のタバコを1日1箱吸っていた人が禁煙すると・・・

・1ヶ月で 約15,000円 貯まります。

・3ヶ月で 約45,000円 貯まります。

・6ヶ月で 約90,000円 貯まります。

・1年で 約18万円 貯まります。

・5年で 約91万円 貯まります。

・10年で 約182万円 貯まります。

・30年で 約547万円 貯まります。

文献 禁煙治療のための標準手順書 第8.1版

通い続けられる、近所のかかりつけとして

妙蓮寺駅から徒歩3分、港北区(菊名・仲手原・篠原東・藤塚・大倉山 など)、神奈川区(松見町・馬場・寺尾 など)の「通い続けられるかかりつけ」として、一生のおつきあいを前提に診療を組み立てます。

院長の泊咲江(とまり さきえ)です。循環器・総合内科の専門医として、禁煙だけでなく、心臓と血管の全体まで見据えて診ています。健診結果やささいな不安も、どうぞお気軽にご相談ください。→医師紹介ページはこちら